プロフィール

リリカル☆インモラリスト☆Ryogo

Author:リリカル☆インモラリスト☆Ryogo
PUTSって所でADVゲーム作ったり、プリンtoFって所で格闘ゲーム作ったりしてるよ。
正直、プリンよりゼリーが好きだよ。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

現在応援中のゲーム

『ノラと皇女と野良猫ハート』 明日原ユウキ

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

史上最強の変な奴! 催眠術師ジャンゴ

『スキヤキウエスタン・ジャンゴ』を観た。

源氏と平家が繰り広げた戦争、源平合戦から数百年後、

それぞれの末裔が平家の遺した財宝を巡って

争いを繰り広げていた村に流れ着いた、

凄腕の用心棒を描いたのが、この映画である。


これだけ書くとハリウッドでありがちなガンマン映画を

日本に舞台を変えただけかと思われるかもしれないが、

この映画はそんじょそこらの映画とは一味も二味も違う。

いや、根本的に何かが違うと言ってもいい。


まず驚くのがタランティーノ(本業、監督)以外、

全員日本人なのに、全編英語で喋っている事だ。

そしてレトロ調の字幕が表示されるのである。

これは今までも絶対誰かが思いついただろうが、

それをするメリットが無かったためか、

実際には誰もやろうとしなかった試みである。


だが流石は龍が如くやゼブラーマンなど、

数々の異色映画を手がけてきた三池監督である。

この一見無駄なこだわりがこの映画の雰囲気作りに一役買っており、

『ダサカッコいい』とはこういう事なのか、と

ただしきりに感心してしまった。


『ダサい』と言うのも、その英語はお世辞にも流暢ではなく、

僕でもおおよそは聞き取れるほどの、

中学のテキストを読んでいるような英会話だったからだ。

……しかし、だ。どうしようもなく格好いい。

それもこれもキャストが皆オオマジメに英語を話し、

脚本家がそれぞれの人間の立場をちゃんと描いて

この異色世界に生きている様を見せてくれたお陰である。

ジョニー・デップを髣髴とさせる、我が侭な平清盛に、

部下すら殺す、残虐な源義経(刀捌きがメッチャ格好いい)。

あんまり目立たないくせに

最期は笑いを掻っ攫ってくれた弁慶(石橋貴明)。

二重人格(!?)で長い物に巻かれろ主義の保安官。

そのどれもが人間味溢れる奴らで、

残虐非道な行動をしているのに、どこか憎めないのだ。
(主人公は寡黙なので何考えてるのかイマイチ分からないが)

そんな奴らがいちいち僕のツボに入る事をしでかしてくれるのだから、

それはもう、最初から最期までクライマックスだった。

是非ともDVDを買って2度3度と見たい映画である。


余談だが、今日映画館に来ていた客の殆どが『HERO』目当ての客であり、

ジャンゴを見ていた客は10数人ぐらいであった。

木村拓哉だかイ・ビョンホンだか知らないが、

ああいった、儲けるためだけに作られた映画だけを見て

「邦画はつまらない」とか言って欲しくないものである。

本当にこだわりを持った日本人のセンスは世界にも負けてない。

是非ヴェネチアで賞を取り、日本のセンスを

全世界に見せ付けてほしいものだ。
(まぁ、演技が下手とか言われて無理だろうが)
スポンサーサイト

 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。